これまで別途レビューを書いた国産軽四EV(サクラ、N-one-e、N-van-e)を3台試乗しましたが、最近レビューを書いたテスラ3を見て国産の普通EVはどうなのか興味が湧きました。
これまで知らなかった急速充電に係るコストや家庭での充電に係る導入コスト等も興味から自分なりに調べてみました。
ちょうどHONDAから「スーパーONE」や『インサイト』が発売されたこともあり画像@の3台を順に試乗しました。
ちなみに「N-one-e」は、2度目の試乗になります。
結論になってしまいますが、評価が悪い印象を持った『インサイト』のレビューから書かせていただきます。
インサイトは、これまで2
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代続けてハイブリッド車として登場してきましたが、3代目がEVのSUVになってしまったことに試乗前から嫌な予感がしていました。
これまでも何台かHONDAのガソリンSUV系を試乗した経験から私個人の主観による重要視している部分がことごとく印象が悪かったからです。
試乗した印象でインサイトは、テスラ3と比べると劣ると感じました。
以下は、私個人の主観によるレビューになります。
【エクステリア】・・・4点
SUVとしての全体のデザインに関しては画像Aからは特に悪いと思いませんが、私が乗っているC220d(W205)より全長全福が大きい事に驚きました。
中途半端にポップアップする画像Bのドアノブは、掴みにくいと感じました。
プレリュードでも思いましたが、ポップアップするならメルセデスのEクラス(試乗&レビュー掲載済み)ように完全にドアノブが出てくれないと使い勝手が悪いと感じたため4点です。
【インテリア】・・・4点
テスラの下回りの内装の貧弱さと比べればインテリアのデザインや質感も良く個々の好みも有るでしょうが、悪くないです。
相変わらず電動テレスコで無いのは価格的な車格を考えると不満な点ではあります。
ナビのメディアプレイヤーの操作性は、妻の現行N-BOXカスタム・ターボで感じている操作時の反応の悪さが多少改善されていましたが、使い勝手の不便さやアコード同様にSDスロットが無くなって私が想定するデバイスの拡張性が悪いです。
標準装備のBOSEサウンドシステムは、それなりに妥協できると思えましたが、C220dのBurmesterより明らかに劣ります。
諸々勘案して甘いですが、一応4点です。
【エンジン性能】・・・4点
EVとしての加速性能は、驚く程でも無かったため4点です。
それなりと言うのは、別途試乗したスーパーONEの加速の魅力を知るとインサイトは明らかに劣ります。
この点もインサイトの総合的な評価が低い理由です。
【走行性能】・・・5点
SUVで視点が高いですが床下バッテリーのお陰で右左折やカーブではそれほど重心が高いと感じず安定感があったので5点です。
【乗り心地】・・・2点
車のレビューでは、いつも書いていますが、私が一番重要視しているのは「静粛性」です。
冒頭でも書きましたがHONDAのSUVをこれまで試乗してきてことごとくロードノイズの煩さで幻滅してきました。
EVは床下にバッテリーが敷き詰められているため普通の車より低重心でかつ「静粛性に優れている」ものとテスラ3で感じていました。
インサイトは、ディーラーから一般道に出ていきなり「うるさい!」と思いました。
この時点でこの車に興味が無くなりましたが、自動車専用道では更に酷いレベルでした。
内心これが「中国生産クオリティか」と感じたため2点です。
別途試乗したスーパーONEの方がまだ「静粛性」は、私個人の主観で明らかに優れていると思いました。
【燃費】・・・3点
テスラ3に同乗試乗してから電費や充電時間に興味が湧きいろいろ調べています。
あくまでカタログ・スペックですが私の普段乗っているセカンドカーのN-BOXカスタム・ターボの生涯燃費(現時点で約73千km走行・毎回給油量を記録済み)が17.8km/Lです。
現在のガソリン価格やカタログ・スペックからの電費は、家庭で充電する限りもちろんインサイトもお得なのですが、バッテリー容量による充電時間(家庭用充電器3kw)を考えると3点です。
重量を考えれば当たり前だと思いますが、電費的にもスーパーONEの方が優れていることもインサイトの評価が低い理由です。
外出先での急速充電の事も私なりに知りましたが、急速充電器での電気代が家庭充電よりも高くてガソリン代並みかそれ以上のコストだと知って驚きました。
急速充電のための充電時間による移動時間のロスも考慮すれば益々EVで長距離旅行なんて出来ないと思った次第です。
昨年、鹿児島まで往復2,600km(途中給油1回のみ)余り、先日フェリーを利用しましたが北海道(道南中心)を往復1,400km(無給油)余りをディーゼルで経験しているためEVは私にとってメインの車になりません。
家庭充電で近距離専用の車と割り切ればスーパーONEやN-one-eがこの『インサイト』よりはるかに魅力的に思えました。
【価格】・・・2点
航続距離もそれなりのカタログ・スペックでありますが、実際にこれで長距離の旅行には上で書いた電費や充電時間のロスを考えるとやはり「テスラ3」同様購入する気になれません。
一番価格に見合わないと思えるのは、乗り心地で書いた「静粛性」の悪さです。
普通車としての補助金130万円が有るとは言え自ずと車として見えないクオリティが低いと感じたため2点です。
ちなみにこの車のために家庭充電の短縮のため導入コストが3kwよりも3倍程度と高額な6kwの家庭用充電機器を導入しようとも思えません。
【総評】・・・3点
静粛性の悪さや補助金を差し引いた価格を勘案するとこの車に高評価は付け難いため3点です。(実際2点にするか迷いました。)
尚克、別途レビューしますが、この車にスーパーONE程の感動や魅力がありません。
HONDAのSUVの作り手(開発陣&経営陣)と私の主観である静粛性によるクオリティの高さを求める考えがそぐわないのかも知れませんが、電動車か内燃機関車かの違いではなくインテリア等見た目が良くてもこの車の煩さは、身銭を切って買いたいと思えません。