スマートフォン利用歴:「1年未満」が60.9%。昨年秋から年末にかけてのAndroid商戦が影響か
現在スマートフォンをお使いの方に、これまでのスマートフォンの利用歴を聞いた。多かった回答としては、「半年〜1年未満」が22.3%、「1〜2年未満」が21.6%、「3か月未満」が21.0%など。比較的最近(1年未満)スマートフォンを使い出したという人が、全体の6割ほど(60.9%)を占めた。多くの人がこの1年でスマートフォンを使い始めたと見ることができる。「2年未満」まで期間の幅を広げると、8割を超える(82.5%)人がここに含まれるため、スマートフォン人気は、ここ2年以内の出来事であるということもよくわかる。
これを、日本国内におけるスマートフォンの歴史と照らし合わせてみよう。スマートフォンのブームを作り出したアップルの「iPhone 3G」が国内で発売されたのが今から3年前のこと。ただし、日本では通信キャリアがソフトバンクに限定されたため、多くの人が購入するには至らなかった。ここで「iPhone 3G」を購入した層は、グラフの「2〜3年未満」に多く含まれる。さらに2年前にはその改良版である「iPhone 3GS」が発売され人気を博す。そのいっぽうで、約1年と少し前には、NTTドコモから本格的なAndroidスマートフォン「Xperia」が発売され人気を呼んだ。この時期にスマートフォンを購入した人が、グラフの「1〜2年未満」に多く含まれるものと思われる。
その後、昨年秋から年末にかけては、NTTドコモに加え、auも本格的にスマートフォンのラインアップを増やし始め、ついに、スマートフォンが従来の携帯電話の販売台数を上回るという事態になる。この時期にスマートフォンを購入した層が、「半年〜1年未満」という層に相当する。さらに、今年の春モデル、夏モデルでも、いくつかの人気製品が話題を呼んでいるが、これらの製品を購入した層が、「半年未満」(主に春モデル)あるいは「3か月未満」(主に夏モデル)に多く含まれると見ていいだろう。
そう考えると、多くの人がスマートフォンの使用を始めたのは、ここ1年以内。とりわけ、昨年の秋から年末に発売された、ドコモとauの本格的なAndroid機のラインアップ展開以降ということになる。また、この春モデル、夏モデルでスマートフォンを使用開始したという人もかなり多いことがわかる。
【図2 スマートフォン利用歴】

現在使用しているスマートフォン:「1台目」が76.3%で断トツ。「2台目」15.6%は「iPhone」シリーズ内の乗り換えか
現在スマートフォンをお使いの方に、今使用しているスマートフォンが何台目のスマートフォンになるのかを聞いた。結果としては「1台目」が圧倒的に多く76.3%を占めた。【図2】の結果からもわかるように、ここ1年の間にスマートフォンを使用開始した人が多く、当然ながら今使っているスマートフォンが最初の1台ということになるのだろう。なお、現在使っているスマートフォンが2台目という人も15.6%存在している。その多くは、アップルの「iPhone」シリーズの中での乗り換えかと思われる。
【図3 現在使用しているスマートフォンは何台目か】

スマートフォン所有台数:1位「1台」(89.7%)、2位「2台」(8.3%)。スマートフォンの複数所持は一般化していない模様
現在スマートフォンをお使いの方に、現在何台のスマートフォンを所有しているかを聞いた。こちらも予想通り「1台」が圧倒的に多く、全体の9割近い89.7%を占めた。「2台」という回答も8.3%存在しているが、この中には、新しいスマートフォンを買い増しした場合に、従来使っていたスマートフォンの契約を切らずにそのまま持ち続けているという例も含まれるため、必ずしも2台両方をアクティブに使っているというわけではない。ただし、「iPhone」と「Android」の2台体制という環境を持っている人も少なからずいることが推測される。
【図4 スマートフォンの所有台数】

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